URLの正規化について解説

URLの正規化は、サイトマップなどと同様に内部構造を強化し検索エンジンからの評価を得ることができる、有用なSEO対策の1つです。ドメインが正規化されることによって被リンク数を統一して、クローラーが巡回しやすくなるからです。アクセス可能な複数のURLが存在する場合、検索エンジンのクローラーが巡回した際にそれぞれがインデックスされてしまいます。被リンクが分散し個々のページの評価が低下しないように、ドメインを正規化してSEO効果を高める必要があるという訳です。

ドメインの正規化はwww.の有無や、index.htmlの有無などアクセス可能なURLを1つにまとめて、評価を統一することを指します。これにはwww.やindex.html以外に、URL末尾に付随するパラメーターの有無やSSLの実装も含まれます。SSLとは通信するデータを暗号化する仕組みであり、個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータをやり取りするうえでは欠かせないプロコトルです。2014年にGoogleはSSLおよびTLS正規化も検索結果の評価対象にすると発表しており、サイトマップやタイトルタグなどと同様に重視すべき項目となっています。

正規化するには、Googleが推奨する2つの方法を実行するのが確実です。まずは正規化させたいURLへと301リダイレクトするように記述したhtaccessファイルを、サーバーにアップロードする方法が挙げられます。ほとんどのサーバーには、htaccessに関するマニュアルが用意されているのが特徴です。実行する前にマニュアルを精読して、ファイルが使用可能か確認しておくと確実でしょう。

もし環境的にhtaccessが利用不能な場合や、パラメーターなどの正規化を行う場合はheadタグを用います。タグ内にcanonicalタグを追記し、HTMLファイルをサーバーにアップロードすることで実装可能です。

実行した後は、必ず正しくリダイレクトされているかを確認しておきます。確認方法は簡単で、ブラウザのアドレスバーにサイトURLを直接入力するだけです。リダイレクト設定が正しく実装できていれば、htaccessで指定した箇所へ301リダイレクトされて正規化されたことが判明します。複数のURLの存在により評価が分散する状態は、別々にインデックスされるなどSEO的に不利な状況となるため早めに改善しておきましょう。

関連記事